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WOWOWでやっていたので観てみました。
土田英生作、生瀬勝久演出
大倉孝二、奥菜恵、八嶋智人、小松和重、戸田恵子とかとか。

生瀬は出てこないのか・・・(生瀬男前ですよねえ)と若干残念に思いつつ観ていたら、まーー面白かったです!
世界が崩壊したあとに取り残された少数の人間。
コミカルなわりに赤裸々にべろっと皮を剥がして、人間の隠しておきたい一面一面を。
ついつい、見入ってしまいました。

そして生瀬が出てないのが残念でしたが大倉孝二がかっこよかった・・・。
背の高い男子には弱い・・・。




観に行って面白かった!っていうお芝居はパンフ買っちゃいますし、とくに野田秀樹の場合は戯曲も売ってたら即買いして帰るんですが、今回は掲載誌ありましたのに見送って帰ってきました。

面白くないことはなかった、と思うのですが、なんてゆうか・・・・・・・・・おしつけがましい、ところが、目立ってしまって、残念でしたね、という・・・・・・
大好きなだけにすごく、もったいない・・・・・・

私が思う野田秀樹は、重いストーリーを軽やかに自由自在に、それはもうもう美しく織りあげていく人、ってかんじだったんです。

ロープ=鉄条網
リング=戦場
って、わかりやすすぎているのが、いけないのでしょうか。なんなんでしょうか。

ただ、悲惨さ、生々しさ、は確かだったと思います。
ヘリコプターの轟音つんざく中に身を置いて、タマシイ(宮沢りえ)の“実況中継”を聞かされるのは、実際の戦場の映像をリアルタイムで中継される何層倍も迫力がありました。血の匂いや阿鼻叫喚が感じられそうなほどに。
感動というか、恐ろしかったです。




長い。

というのが正直な感想でございます。
劇場で観てたらまたちがったのかもしれませんが、映像で、舞台を、ちょっと引いたところから眺めてしまうと、長い・暗い・疲れる、と思ってしまいました・・・途中ちょっと眠くなってしまいましたしね・・・

可笑しいんですけど、可笑しいんですけど、なんせ業の深いお話なので(それいつもですけど)、うちがわに感情移入しないで観ちゃうとこういう気持ちになるのかなと。


東京ヴォードビルショーと三谷幸喜。

これも誘ってもらって観に行けました。
誘ってもらえるって素敵。

にしても、これは土曜日の夜公演を観に行ったのですが、演劇ってなあ観るにも体力いるのね、としみじみ考えさせられました。

というのも、火水木と連夜残業でタクシー帰宅、平均睡眠時間2.5時間。
金曜日は電車で帰りましたがそれでも会社を出たのが23時過ぎ。(それでも電車に乗れてることで、やあ早く帰れるな今日は、とか耄碌してしまって人間ってのは適応能力が高くて良いんだか悪いんだか)

お芝居観に行くまでひたすらこんこんと眠って食事以外は寝倒したのですが、やっぱりすごおおおく疲れていて、ぜんぜん集中できませんでした。もったいない。
あー。きっと今面白いことが起きているのだろうなー。と、劇場まで足を運んでいるくせに、なんか妙な距離感があって。

ふーー・・・。

伊東四朗がかっこよかったです。笑わしてもらいました。
あとはなんかもう・・・ごめん・・・みたいな・・・。


面白かったですね!(観に行ったの月曜日なのに今頃)

誘っていただいて(ありがとうございます)、山ちゃんと生瀬とYOUが出る(好きです)、くらいの予備知識で観に行って、なんてまあ寸止め劇場これもしや私のために!!と大喜びしたしだいです・・・。

まあもちろん、私のためとかではぜんぜんないわけなわけなんですが、
■山寺宏一×水野美紀
■片桐仁×真中瞳
■生瀬勝久×YOU
って、三組が三組とも、寸止めなんですものーー。
楽しかったですー。楽しかったですー。
いいもん観ましたー。

男性陣がそれぞれ、メガネにエプロン、メガネにスーツ、メガネに喪服、というのもよかった。べつにメガネをとくに好んでいるつもりもないのですが嫌いじゃない。

ちなみにどれもよかったけれど(真中のラブレターには泣いてしまったりもしたけれど)、一等賞は生瀬YOUの『兄への伝言』でしょうか。
喪服の未亡人、幼馴染、雨、しんとした室内、お焼香、とんかつとりかえた。
地味に微妙に一瞬赤裸々ででも寸止めで。こういうの大好きです。


大竹しのぶと松尾スズキのふたり芝居の、『蛇よ!』を、録画してたやつを、やっと観てみまして。

素直に笑えてとても楽しかったです。

心療内科の医者と患者と回想の同級生。
子宮を目指す精子。
私があなたを刺した理由。

が面白かったです。とくに。
ちょっと癒されましたよ・・・。




あれ・・・面白い・・・。

という、もうすっかりニナガワとはそりがあわないのだろうと思い込んでいた私に逆な拍子抜けを味わわせてくれました。
意外に(失敬)面白かったです。
前に観たいのうえひでのり演出の天保よりもこっちのが好きな気がします。どこがどう、とかはもう所詮うろ覚えの世界なのでよういえませんけど。

私は、三世次が可哀相で好きです。
お幸を、お幸の夫を酒樽につっこんで殺したその傍でを手に入れられそうな瞬間に、俺は自分で思っているよりも醜くはないのかもしれない、っていう場面が、まーー切なかったです。
ほんとに心まで醜い怪物だったなら、鏡で姿を見せつけられたときに、あんなにショックうけないだろうよ。と、思う、ので、なんてゆうか優しさが足りない人間関係の濃縮図だなあ、と思って、それがシェイクスピア全37作品を盛り込んだ結果かあ、世知辛いねえ、とか思いました。

♪♪もしもシェイクスピアがいなかったら〜女は弱いなどという誤解も生まれなかっただろう〜(この歌がやたら耳につきますね)


♪♪そーらにえがくー はーくじつーのゆーめー きーねーまーのてんちー
(私この歌ぜんぶ歌えますよ)

というわけで、青山劇場『蒲田行進曲』観てきました。

面白かった!!
面白かったですよ!!

今回、キャストが、
◆銀ちゃん、錦織一清
◆ヤス、風間俊介
◆小夏、黒谷友香
◆中村屋の若旦那、佐藤アツヒロ
で、ぶっちゃけさして興味がない面子・・・当初は演出もつかこうへいでない予定だったので(DMの時点では演出は岡村俊一ってあったんです)、うーんどうしようかなあ、とかちらっと迷ったりもしてたんですが、“赤塚篤紀”って名前が大きく出てたので赤塚好きの友人を誘って行くことにして、気づくと演出がつかさん本人に変更になっていて、かつ期待を大きく上回って面白くて、得した気になっているところです。

以前に観た『蒲田行進曲』は、99年と00年の、
◆銀ちゃん、錦織一清
◆ヤス、草なぎ剛(なぎの字が文字化けするので軽く迷惑だ)
◆小夏、小西真奈美
◆中村屋の若旦那、春田純一
でして、このときとはぜんぜんちがう雰囲気になってて、以前のものにとてもよい印象を持っている身でも(こういうのってなあ、往々にして前と比べちゃうじゃありませんかどうしたって)、だいぶ新鮮な気分になれてよかったです。

なんていうか、若やいでました。
ヤスと中村屋が一気に若返ったというのもあるだろうし、あと、緩急がはっきりしているというか、前はもっと悲壮感溢れてたように覚えてるんですけど、笑えるところはもうぱあっと華やいでいて、悲しいところはぐっと悲しくて、フィナーレはハッピーエンドで。
銀ちゃんが二枚目に見えてときめいてしまったしー、中村屋はおかしいしー、風間くんは可愛いしー、大人数でタキシードで踊ってくれるしー。
黒谷友香の長身にあわせてちいさな男性陣がハコに乗ってラブシーンをやるとこもよろしいと思いましたよ。

しかし肝心の赤塚くんの出番が思いのほか少なくて驚きました。映画会社の若社長役。
若山先生か刑事あたりの役かなあ、と思ってたらどっちの役も今回は存在すらしてなくて〜。
(でも友人は満足してくれていたようでほっとしました)

いやー、それにつけても階段落ち。
あの場面のあの効果音はどうやって作ってるんでしょうか。
ものすごおおおおく痛そうな音です。ガツッゴツッって。
階段落ちってなあ人間の頭がこうなるんだよ!って西瓜を潰す場面とあいまってまあまあもうもう痛そうだし切ないし。
「俺、銀ちゃんだーーいすき」って・・・(泣)


熱海の浜辺で、不細工な女が、腰紐で、縊り殺されていた――そして容疑者・大山金太郎が東京警視庁は木村伝兵衛部長刑事のもとにひきすえられる――という大筋を『熱海殺人事件』だとするのなら、この『売春捜査官』もそのひとつの形なんだろうと思います。

で、このほぼ定型のフォーマットに異なるモチーフだとかテーマだとか出演者だとかをいれこんでいくことでがらっと姿を変える『熱海〜』の、私が今までにいくつか観た中で、『売春捜査官』はことにお気に入りの演目だったりします。

なんと申しましても主役の木村伝兵衛を女性が演じるというところがよい。
他のときでも伝兵衛は自らを盾にして踏んばってくれる役どころなのですが、ただでさえ被害者の業やら容疑者の命やら果ては国家の陰謀やらの重荷を背負って悲壮感満載の伝兵衛が女ってあたりで、なんてゆうか、そそられますね。
「今、義理と人情は女がやっております」っつってねえ。かっこいいんですよねえ。

今回、友人に誘ってもらって久々に観ましたけど、面白かったです。泥臭くてよい。
大好きな及川さんが観れておかしくて楽しかったですーホモが似合うー。
黒谷友香も長身美女で綺麗でした。惜しむらくは声が若干嗄れ気味で聴きとりにくかったあたり・・・でもつか劇は、語弊を承知でいえば力技で捩じ伏せてしまう式で、こう、洗練とはほど遠い地平にあるというか、こう、必ずしもうまくなくてもいいというか、しゃにむに勢いで勝とうと思えば勝てる、みたいな、気がするので、いうほどアレでもなかったんですけど。
むしろ、ちょいちょいと「それってサイコパス(ってゆう熱海殺人事件もあるんです)と混ざってんじゃねえの?」ってなとこがあってそっちの方が残念だったかもです。シンプルな構造のお芝居なので、あれもこれもとよくばらないで、スパッと思いきりよくしてくれてる方が私的には好みです。できたらおまけみたいなキャラクターも削って、登場人物もきっちり4人のみで。とかがよかったかなーと。

そいで、ふと、観てる最中に『サプリ』のことを連想してしまいました。
私も載ってるの見つけちゃうとつい立ち読んでしまいますし、ドラマ化だっていうし、好きだっていう女子もわりと身近にいたりして、ああなるほどと思わないこともないが、どうにも釈然としたくないのは、たぶん、『サプリ』に感情移入できる女がうさんくさいと思っているから・・・。
『サプリ』が好きな女ってのはですね、働く女を標榜する女であり、ワーカホリックな私が自慢な女であり、“仕事と恋”という女性誌の見出しらしき思考回路ができあがってる女であり、社会に出ている私を意識しまくっているが当の社会は女社会の域を出ていない系の女、だと愚考いたしますがいかがでしょう?(でしょう?ってこともないんだが)
で、『売春捜査官』の女・木村伝兵衛はですね、男社会の中で必死に生きてる人なんだと思うんですね。伝兵衛さんは超絶たいへんなんですよ。
そんなわけで、『サプリ』が好きな女にむかついてる己とまざまざと向き合ってしまった感が観てるうちにふつふつとわきあがってきましてね。
まあ『サプリ』を十全に読んだわけでない所詮イメージトークなんですが。

あ、あとやはりタキシードダンスが素敵ですうう。欠かしてならない。
なんだってタキシードで踊られてあんなに胸が躍るんでしょうね。
(しかも音楽がTank!だったんですよ〜)


蜷川さんのお芝居ってどこらへんが面白いんですか??

いや、くさしてるんじゃないよ。
素朴な疑問。

どこらへんに“世界のニナガワ”の味があるのかわかんないんですよねえ。
私には大げさかつ冗長、に見えてしまう・・・。
そいで、「なんで皆そんな悲劇体質なの!」って思ってしまう・・・。

『四谷怪談』につづいて今回が観劇二本め。
WOWOWでやってた『メディア』は途中で挫折。

うーーーん・・・

深津絵里が、もう、とっても清らかにエロくて可愛らしい、美しい、白いお花のよう、ってとこだけが楽しかった、といっても過言ではないかもしれない。
(あと谷原章介がわりにがんばってたと思ったんですが、一緒に観に行った友人は谷原にダメだしで三上博史絶賛)

私は、正直いって、みかみひろしきもちわるかったです・・・。
三上がきもいっていうか三上の役がきもいっていうかそんな役柄がハマってる三上がきもいっていうかぜんぶっていうか。

イタリア(てゆうかパルマ)の上流階級のお話で、ふかっちゃんはお年頃のいいとこのお嬢さんで求婚者が何人もいるんだが、そんな美しい妹を口説き落としたのが実の兄(三上)で、涙とため息と嫉妬心で妹をがんじがらめにしてて(まあでも相思相愛なので妹本人はそれでよさそうなんですけど)、でも孕ませちゃって、孕んだまま嫁に行くことになって、ところが夫(谷原)にそれがバレて(バラしたんですけど嫁が自分で)売女呼ばわり、夫は従者とともに相手の男を突き止めて復讐だ!!って燃えるんですけど、この夫は先に人妻と交際していて捨てちゃってたんで、しかも人妻の夫はその妻の浮気が原因で死んじゃって人妻未亡人になっちゃって(この人の夫は死んだふりをして変装して舞い戻ってやっぱり復讐に燃えていたりする)、その人妻に復讐してやるわ!って狙われて返り討ちにしてたりとかしてたわけで、お前が復讐とかいうなよってかんじですが、もう復讐復讐レッツ復讐ってことになって、でも命を狙われていると知った兄がどうしたかというと、自分の子がおなかにいる妹を殺して心臓をえぐり出して、それを突き刺したままの短剣を高々と掲げて衆目の前に姿を現し無差別殺人。逆切れですよ。迷惑ですよ。

近親相姦、ってネタはかなり私の好物なんですが、こういうのはだめなんですよねえ。奥ゆかしさが足りないっていうか。愛しているのは妹じゃなくて手前だけなんだよね結局ね。ってかんじでですねえ。

だから、なんていうか、大げさで冗長なんですよね・・・。



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