
親切!親切ですよ!クムジャさんたら!!さらに美人!!
そいでチェ・ミンシクでしたっけ、『オールド・ボーイ』の主役のおじさん。
今回も出ててくれて、この人すげえええかっこいいですね!いかれてる役が似合う・・・。
韓国映画は、巷間で騒がれているほどには騒げないというか、面白いのもあればつまんないのもあるだろう、ぐらいのスタンスなのですが、この監督さんの映画は、好きです。『オールド・ボーイ』で初めて名前を覚えたのですが(あたしこの映画大好きですううう)、思い返せば『JSA』も面白かったし、今回のクムジャさんも面白かったです。
聖女のような刑務所でのクムジャさんと、出所して「親切はやめたの」と真っ赤なアイシャドウをほどこす能面みたいなクムジャさん。
ぱっきりとちがう人みたいに見えるけど、やっぱり同じ人で、ある意味ずっと親切だった。ずっと苦しんでたろうしずっと自分を責めていたろうし、でも、復讐しても、失ったものはもう絶対に戻らない、ので、すごく救われない。
復讐にまつわる肉体的な描写よりも、この救われなさ加減が、残酷で、同時にすごく綺麗でした。と思います。
救いの手が差し伸べられて彼女は浄化されました。
とはならずに、
救いの手が差し伸べられても彼女は救われようがありませんでした。
という、喪失感の、映画な気がします。